四月に「死」を連想し、 物忌みして嫌う人もいるという。 そっかあ。 でも、誰でも生まれた以上は死んでいくでしょうが。 日本人はもともと、生きざまより、 死にざまのほうを重くみているはずなのに。
最近はヘンな具合で「言霊」が認知されているし。
私は言葉を道具にお仕事をさせていただいていることもあり、言葉の力やあり方には、ことさらに意識を注いでいる。
(とはいえ、浅学にして、往々にして、言葉の使い方に間違いがあって赤面する)
ま、いずれにせよ、「言霊」なんて軽々と口にする人には、マユにツバするようにしている。
私が人生の師と仰ぐ桑原昭吉先生が、命をかけて仕えた大師匠とでもいうべき宗教人、人生の達人はこう書いていらっしゃる。
「四はヨツと読むなり。 寄るなり。 誼(よしみ)なり。 善きなり」
「第一次完成が三(ミ)までに終わり、四(ヨツ)にて潤い栄える」
四を忌み嫌う必要は、まったく、ない。
平成25年4月26日
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