Essay#6 四の月

 

四月に「死」を連想し、物忌みして嫌う人もいるという。

そっかあ。

でも、誰でも生まれた以上は死んでいくでしょうが。

日本人はもともと、生きざまより、死にざまのほうを重くみているはずなのに。

 

最近はヘンな具合で「言霊」が認知されているし。

私は言葉を道具にお仕事をさせていただいていることもあり、言葉の力やあり方には、ことさらに意識を注いでいる。

(とはいえ、浅学にして、往々にして、言葉の使い方に間違いがあって赤面する)

ま、いずれにせよ、「言霊」なんて軽々と口にする人には、マユにツバするようにしている。

 

私が人生の師と仰ぐ桑原昭吉先生が、命をかけて仕えた大師匠とでもいうべき宗教人、人生の達人はこう書いていらっしゃる。

「四はヨツと読むなり。寄るなり。誼(よしみ)なり。善きなり」

「第一次完成が三(ミ)までに終わり、四(ヨツ)にて潤い栄える」

四を忌み嫌う必要は、まったく、ない。

 

 

 

 

 

 

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