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作家 増田晶文 Novelist; Masafumi Masuda_Novels
S.O.P 大阪遷都プロジェクト

S. O. P. 大阪遷都プロジェクト
~七人のけったいな仲間たち

大阪に首都を取り戻せ! 
戦前に大阪の繁栄をつくりあげた、關一大阪市長があたためていた幻の大計画があった。それこそが「大阪遷都計画=セント・オーサカ・プロジェクト」つまり「S.O.P.」。 

 

小説の舞台は昭和50年代の大阪。
大阪を首都にして日本を作り替えようというS.O.P.を実現するため、猥雑な町のお好み焼き屋の兄ちゃんが動き出す。

 

しかもS.O.P.のための膨大な額の軍資金が、大阪のどこかに隠されている!
その軍資金をめぐって、ひと癖ふた癖ある老若男女が集まり、銭の匂いに釣られた悪党ども参戦して繰りひろげるスラップスティック劇。
これぞ、読む〝吉本新喜劇〟。
秋の夜長を熱くする、たっぷり、どっさりの400ページ巨編が登場!

 

ジャンル: 小説
出版社: ヨシモトブックス
刊行: 2020年10月24日

絵師の魂 渓斎英泉

絵師の魂 渓齋英泉

私にとって、思い入れの強い作品のひとつ『絵師の魂 渓齋英泉』が草思社文庫に入ります。
リリシズムを魂に宿しながら、エロチシズムを満開させた渓齋英泉の葛藤……彼は、文化文政期に個性的で退廃的な美人画と、史上最多ともいわれる春画をものした浮世絵師です。
本作では、世俗と自我のはざまでのたうつ、表現者としての英泉の心根を描きました。
葛飾北斎や曲亭馬琴、為永春水らもにぎにぎしく登場し、英泉の半生と江戸文化繚乱期を彩ります。
デビュー作『果てなき渇望』にも匹敵する主人公の渇望と葛藤をご堪能ください。
文庫化に際しては「文庫のためのあとがき」だけでなく、浮世絵専門の太田記念美術館で主幹学芸員をつとめる日比野健司氏による「解説」も増補。
読みでがある文庫になりました。

ジャンル: 小説
出版社: 草思社
刊行: 2021年04月05日/文庫版:2021年04月08日

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稀代の本屋 蔦屋重三郎

初めて挑んだ歴史&時代小説です。蔦屋重三郎は、喜多川歌麿や東洲斎写楽を見出し、山東京伝や恋川春町らにベストセラーを連発させた、実在の江戸ナンバーワンの出版プロデューサー。

 

彼は江戸の出版文化を築き、数多くの俊英を見出し、吉原を遊郭にとどまらず流行最先端の街に育てた人物です。
 

執筆の伏線として、週刊ポストで無署名の記事を書き散らしていた50代前半の蓄積があります(……小説だけではとても食えません)。

 

江戸の風俗、春画や出版事情に関してはたくさんの資料を読みこみました。白倉敬彦氏という温和にして博識の春画研究者に取材するチャンスにも恵まれました。この経験がとても大きな糧になりました。

 

いつしか雑誌の仕事とも縁遠くなった時、単行本デビュー作『果てなき渇望』以来ずっとかわいがっていただいている草思社、しかもずっと担当いただいている藤田博さんから「久々にオモロイことをやらかしましょう」とお声がけいただき、この作品が生まれました。

 

ノンフィクションの秀作、話題作が多い草思社にとっては久々の小説作品でもあります。私のために文芸作品を上梓してくださった草思社に深く感謝しております。

ジャンル: 小説
出版社: 草思社
刊行: 2016年12月21日/文庫版:2019年6月10日

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うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流

日本酒に関わる2冊目。『うまい日本酒はどこにある?』から干支がひとまわり。
日本酒マンガの残念な幕引きを受け、マンガでは描ききれなかった大切な事々も記した。
 

大信州、まんさくの花、新政、アフス、伊根満開、北雪などの銘酒と蔵元、杜氏との出逢いに加え、ベンチャーウイスキー(イチローズモルト)やクラフトビールメーカーのもとを訪ねた一冊。うまい酒をつるくこと、その文化性と日本酒の未来を語る。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 草思社
刊行: 2017年10月31日/増補文庫版:2019年10月8日

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エデュケーション

二冊目の小説単行本です。実は『ジョーの夢』より先に書きはじめていたので、本当なら私の小説デビューは本作となるはずでした。
物語は「よりよき日本をつくるために、私立の〝志〟で〝立つ〟小学校をつくろう」と決意する大学生たちが主人公となって展開していきます。
理想に向かって奔走する彼らが味わう挫折、裏切り、黒い策謀……。
本作を書いた動機は、「教えて育てる」という日本の学校のやり方に、ちっともフィットできなかった私の苦い経験があります。
 

偏差値教育一辺倒だった中学・高校時代は砂を噛む日々、テストの点数以外に価値を認めなかった学校に対する怨念がベースになっています。
「才能をみつけて、それを引っぱりあげる」という学校で学びたかった!
 

こんな学校が実在したら私の学園生活も愉しかったはず! そんな想いが書かせた作品です。同時に『大学は学生に何ができるか』(プレジデント社)や『父と子の中学受験合格物語』『ジョーの夢』といった自作が本作にかなり影響を与えてくれています。
 

ジャンル: 小説
出版社: 新潮社
刊行: 2015年12月20日

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50歳を過ぎても身体が10歳若返る筋トレ

初の新書作品。25歳から始めた筋トレの経験に加えボディビル界、スポーツ界への取材を通じて得た知識をまとめた、写真満載の筋トレ指南書。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: ソフトバンク新書
刊行: 2014年5月17日

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ジョーの夢~新島襄と徳富蘇峰、そして八重

初の小説単行本です。〝新島襄と徳富蘇峰、そして八重〟のサブタイトルがついています。
江戸時代末期、鎖国にもかかわらず国禁を犯してアメリカへ渡り、苦学の末に名門アーモスト大学を卒業。プロテスタントの信仰にも目覚めた新島襄の物語です。
 

新島は明治維新がなった母国に戻ってから、同志社大学設立のために命を賭して奔走しました。そして彼を終生の師と仰いだ超大物ジャーナリストの徳富蘇峰の二人を主人公に据えています。新島が掲げ、蘇峰がアシストした「良心を胸に自由、自治、自立の精神を日本人に植える」という果てなき夢を描きました。
 

作品としては、まだまだ「若書き」の部分が顔をだしていますが(とはいえ刊行時の私は52歳!)、小学生の頃から公言していた「小説家になる!」という夢がこの本でかないました。おまけに新島は母校の創設者であり、蘇峰は大先輩。両人とも敬愛おく能わざる人物です。二重三重に思い出の深い一冊です。

ジャンル: 小説
出版社: 講談社
刊行: 2012年11月28日

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プロフィール

週刊現代に集中連載した「アスリート・ビジネスの虚と実」をベースに大幅に加筆、改訂。
イチロー、中田英寿、浅田真央、錦織圭などトップアスリートを素材にビジネスとしてのスポーツにフォーカスをあて、同時に彼らの父親の胸中を重ねたルポ作品。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 講談社
刊行: 2009年7月31日

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父と子の中学受験合格物語

ノンフィクションに分類されていますが、作者としては私小説だといいたい作品です。
小学6年生の息子が中学受験に挑んだ、夏休みから合否発表までの200日間のさまざまな出来事がてんこ盛りになっています。
 

受験に翻弄される息子と父(私)、妻の言動を題材に虚々実々を織り交ぜて書きました。
「月刊現代」に連載したものをベースにしていますが、中学受験という狂気の世界を描くため、単行本化にあたっては工夫も凝らしています。
 

本作をご高覧いただき、中学受験に対して呆れたり嗤ったりしていただければ作家としてうれしい限り。
とはいえ、中学受験の現場で右往左往した張本人たる息子に対する父親としてのさまざまな想いに一片のウソはありません。
 

長じて、私の著作になんぞ眼もくれない(!)息子ではありますが……「いつか本作には眼を通してほしい」と願っております。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 講談社
刊行: 2007年11月21日

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吉本興業の正体

6年の歳月をかけて取材した〝労作〟(自分でこんなことをいってちゃ世話がない)。
吉本興業の創業以来95年の歴史をひもとき、吉本という企業の特性、お笑い芸人の在り方、上方のお笑いの本質などをテーマに据えました。
 

大阪ローカルのお笑いプロダクションだった吉本が、戦前に一度、戦後の2000年代に再び全国制覇していく軌跡を描いています。そして、裏のテーマは私が生まれ育った「大阪」。吉本の発想や行動に大阪のユニークな風土を重ねております。
本作の執筆にあたっては、草思社のご厚意で同社のPR誌「草思」とその遺志をついだネット雑誌「ウエブ草思」にデッサンともいえるルポ&エッセイを連載。さらには本作に先行して芸人の本質について書いた『お笑い芸人就職読本』も出版しています。

 

本作ではそれらの内容を大幅に改訂、加筆しました。
毎月、何度も大阪に足を運び、東京にあっても手あたり次第にお笑いライブに行き、お笑いに関する膨大な資料を買いんだことは愉しい思い出になっています。
本作ではそれらの内容を大幅に改訂、加筆しました。とにかく手あたり次第にお笑いライブに行き、お笑いに関する膨大な資料を買いんだことも愉しい思い出になっています。

 

本作は、私が描いたノンフィクションとしては、現時点でいちばん分厚い作品でもあります。それもこれも、ひとえに私が生まれ育った「大阪とはなにか?」を追究したかったから。
大阪人にとって笑いは生活の一部、吉本興業は最も身近な企業なのです。
 

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 草思社
刊行: 2007年4月16日/文庫版:2015年6月8日

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お笑い芸人就職読本

「芸人」という視点からお笑いの世界に切り込んだ作品。中田カウス、月亭可朝らベテラン芸人から笑い飯、麒麟、千鳥など当時の〝若手〟、テレビ局や吉本興業、人力舎などプロダクションサイドにも幅広く取材し「芸人」の本質に迫る。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 草思社
刊行: 2005年7月29日

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筋肉おやじとアブラミくん

「ターザン」誌に連載された、しりあがり寿が作画した4コマ漫画と、増田晶文のペンによる身体にまつわるエッセイ、コラムのコラボ作品。

共著: しりあがり寿との共著
出版社: マガジンハウス
刊行: 2004年10月21日

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うまい日本酒はどこにある?

私が日本酒の魅力に魅せられるようになったのは30歳あたりから。ようやく、うまい地酒が醸されはじめた頃でした。10年近く勤めた広告企画会社を辞して文筆の世界に飛びこんだり、長男が生まれたりとなかなか激動の時代でありました。
 

当時、住んでいた川崎市高津区の賃貸マンションの隣が酒屋だったこともあり、毎夕のように酒を買いにいき、ずぶずぶと日本酒の深みにはまっていった……。
いろんな銘柄を店主にすすめられ呑んだけど、とりわけ「住吉」と「由利正宗」をよく覚えています。どちらも、しっかりした濃淳な吞み口で圧倒されました。そういえば、両方のお酒ともしばらく口にしてないなあ。
 

それはさておき――本作の執筆動機は、日本酒が1974年あたりからずっと生産量、販売量とも下降するばかりと知ったから。
「こんなにうまい地酒があるのに、どうして売れないんだろう?」
その原因を探り、苦境が続く中でも一心にうまい酒を醸し、売り、供する人たちを追いかけたのが本作です。おかげで、今に続く数多くの酒蔵や酒販店と強い繫がりができました。

 

続編たる『うまい日本酒をつくる人たち』(草思社)や集英社の「グランドジャンプ」誌で連載した『いっぽん!! しあわせの日本酒』(原案、取材、原作担当。コミック3巻刊行)などの作品も、本作があればこそ。日本酒が取り持つご縁のありがたさに感謝、感謝です。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 草思社
刊行: 2004年9月20日/文庫版:2011年10月14日

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大学は学生に何ができるか

大学改革の雄・金沢工業大学を舞台に大学生が自ら学ぶ教育の在り方を探る。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: プレジデント社
刊行: 2003年12月18日

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速すぎたランナー

2000年に第7回小学館ノンフィクション賞を受賞した「フィリピデスの懊悩」を改題。
瀬古利彦、中山竹通に次ぐ日本マラソン界のエースと嘱望された俊足ランナー早田俊幸を主人公に据え、彼の勝利を阻み続けた「30kmの壁」の正体を見極める――。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 小学館
刊行: 2002年5月20日

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果てなき渇望

私にとっての初の単行本です。 それだけに想い入れは格別なものがあります。 何より〝果てなき渇望〟は私の執筆のモチーフとなりました。以降、今日に至るほとんどの単行本はこのテーマをもとに執筆されています。
 

本作はボディビルダーたちが主人公。肉体という人間存在の根源を鍛え、肥大させる男女の精神性にスポットをあてました。ムキムキと笑われても、生活のすべてを筋肉に捧げ、時に禁止薬物にまで手を伸ばすボディビルダーが求めるものとは――。
筋トレブームの昨今こそ、「異形の肉体に呪縛された荘厳なまでの狂気の世界」(本書の帯のコピー)が持つ真摯で深遠な意義に想いを馳せていただきたいです。
 

※ちょっとややこしいエピソード――。
本作刊行に先立ち、1998年に発表した同名の短編『果てなき渇望』があります。長編の第3章「禁止薬物」の主人公がそのまま短編の主人公。この作品は文藝春秋社が主催した「第6回Numberスポーツノンフィクション新人賞」を獲得しました。
 

98年といえば私は38歳、文筆の世界に入って4年目にしての新人賞です。当時はかなりツッぱっていて「こんなモンくらいでオレが満足すると思うなよ!」とかなり鼻息が荒かったのでした。
 

短編作品は『NumberベストセレクションⅢ』(文藝春秋)に収録されています。ちなみに長編の単行本のほうは、2000年のNumberが選ぶ「第1回ベストスポーツノンフィクション」の単行本部門で第1位に選出していただきました。

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 草思社
刊行: 2000年7月6日/文庫版:2012年6月12日

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ボディメイキングスーパースクール

幻のデビュー作(?)まだ広告企画会社のサラリーマンだった当時の刊行。「ボディメイカー」誌に寄稿したトレーニングのノウハウをまとめた一冊。本作が出て数か月後、私は適正度0%だった会社員生活に見切りをつけ、念願の文筆の世界へ!

ジャンル: ノンフィクション
出版社: 福昌堂
刊行: 1993年9月20日

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いっぽん!!しあわせの日本酒

2015年から集英社の青年コミック誌「グランドジャンプ」に連載した作品。
日本各地にうまい日本酒を醸す蔵を尋ね紹介していく。本作の原案から取材、原作そして巻末のコラムを担当。作画は松本救助。

ジャンル: コミック 全3巻
出版社: 集英社
刊行: 2016年~2017年にコミック単行本刊行